おっさんは、2021年東京オリンピック/パラリンピック組織委員会の職員として働いていました。色々と大変なこともありましたが、今でも「やって良かった」と思っています。チームで協力して、仕事を最後までやり遂げた達成感もありましたし、アスリートたちと接することも出来ました。
微力ながらサポートできたのではないかと考えています。オリンピックに関わることができたことに感謝し、誇りを持って仕事ができたと思っています。
一緒に仕事した仲間の中には、次はパリにも応募すると言っている人もいましたね。おっさんも、もしかしたら、パリで働くかもしれません。
この記事では、パリオリンピックの開催概要や職員、ボランティアについての情報をご紹介します。
パリへの航空券や宿泊情報は、こちら↓をお読みください。
【2022.12.22更新】 ボランティア募集のスケジュールと採用プロセス
ボランティア募集スケジュール
- 2023年2月 ボランティア申請開始
- 2023年3月下旬 ボランティア申請終了
- 2023年4月~9月 応募者の審査実施
- 2023年9月~ 応募者に対する結果連絡
採用プロセス
各求人は少なくとも 2 週間掲載され、その期間中に応募することになります。
採用までの流れは応募者全員同じで、5段階で行われます。多くの応募があるため長くなる可能性がありますが、すべての候補者に回答を提供することが約束されています。
- 履歴書を送信し、志望動機を説明してプロフィールを完成させます。
- ビデオを作成します。これは、特定の場合に提供するオプションであり、ファーストコンタクトを確立し、あなたのモチベーションを測ることができます。気軽に始めましょう!
- 応募者のプロフィールが選ばれた場合、採用担当者との最初の電話面接に招待されます。
- この最初の面接通貨が認められた場合、2 回目と 3 回目の面接で選考プロセスを続けることになります。ビデオ会議または対面で、個別にまたは複数名で、採用担当者と将来着任予定のマネージャーとのミーティングが実施されます。
世界最大のスポーツ イベントを開催するには、さまざまなスキルと専門職が必要です。大会の成功に内側から参加し、あなたのノウハウを持ち込んでユニークな体験をするために、組織委員会の求人情報を参照して応募してください!
https://rejoindre.paris2024.org/
パリオリンピック開催概要
- オリンピック日程: 2024年7月26日~8月11日
- パラリンピックの日程: 2024年8月23日~9月8日
パリオリンピックの魅力は? 開会式はセーヌ川で!
会場は、スタジアムではなく、パリ中心部を流れるセーヌ川の予定。
夏のオリンピックの開会式が競技場の外で行われるのは初めてのようです。
選手たちは船に乗って入場行進をする予定です。上流のオステルリッツ橋からエッフェル塔近くのイエナ橋まで6キロほどの区間を下ります。
開会式は無料?
川岸に近い部分や橋に有料の観客席を設ける予定であるが、それ以外の場所では、セーヌ川沿いの歩道などで無料で見られるようにするということで、少なくとも60万人が開会式を直接観ることができるとのことです。
競技は、魅力あふれるパリの中心部、市内の観光名所で開催!
自転車競技は、シャンゼリゼ通り。
ビーチバレーは、シャン・ド・マルス(エッフェル塔近くの公園)
馬術はヴェルサイユ宮殿で。
あと、アンヴァリッド、グラン・パレなど有名な観光地でも競技が行われます。
サーフィンはタヒチ島で!
パリオリンピック/パラリンピックで働く
既にパリオリンピック/パラリンピック組織委員会から、採用予定、要綱が発表されています。まずは、Club Parisに登録しておけば、アップデート情報が届きます。
氏名、生年月日、メールアドレスを登録。
ボランティアとして働くためには?【FAQ】
オリンピック/パラリンピック合わせて、35.000~45.000人のボランティアを採用予定とのこと。
フランス語を話せる必要がある?
⇒2つの公用語である英語またはフランス語のどちらかを話せる必要はあります。
フランス語は必須ではありませんが、楽しむためには、少しは理解できるように勉強しておいた方が良いですね。
フランス在住者である必要がある?
⇒在住者である必要はありませんが、自己責任で宿泊施設や必要なビザの手配をする必要があります。
応募方法は?
⇒2023年2月に申請ページが開設される予定。
オンラインでの申請となり、登録に40分程度の時間を要する。
この際、言語能力テストの実施も検討されている。
特定のスキルが必要?
⇒特に必要なものが定められている訳ではありませんが、 特定の業務によっては、運転免許証や多国語の言語スキルの提示が求められることがあります。
報酬はある?
⇒報酬の支払いはありません。公共交通機関は無料で使用できる予定(パスの提供など?)
職員として働く【採用予定】
パリオリパラ組織委員会は、職員として、約4,500人の従業員を採用する予定であることを発表しています。
まず、メール登録してから、希望の職種に応募することができます。日本からの参加者にとっては、宿泊施設の確保が課題。
大会期間中は、郊外のホテルでも高騰し、空室がなくなることが予想されます。
【おっさんのとっておき情報!】
地方の選手村に常駐する職員がオススメ?
選手村などの宿泊施設には、夜も含めて常駐するスタッフが必ず必要となります。特にパリ市内から離れた選手村などでは、スタッフにも近隣のホテルなど宿泊施設を用意してくれるはずです。東京大会では、Satellite Village Managementというチームがあり、選手村の管理運営をする役割として、スタッフが宿泊するためのホテルが準備されていました。このようなチームで働くことができれば、日本からの参加する人にとっては、宿の心配をしなくてもすみますね?
まとめ
- オリンピック、パラリンピックは、人を感動させる!
- 職員、ボランティアをするには、住居の確保が課題。
- 特に、日本から参加のボランティアは、お金がかかる。
- 職員としての参加を目指すなら、地方の選手村などの宿泊施設の管理部門がオススメ。泊まり込みの勤務となり、宿泊代の負担はなくて済む。
- 職員、試合や開会式などの観覧チケットを持っている人には、市内公共交通機関が無料で提供される。
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