銀座の街には、歴史と文化が語る堂々とした風格があります。いたずらに流行を追いかけたり、ブームに乗ったりしない。
伝統ある老舗の逸品をご紹介します。お贈りする相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら、お店を回るのも楽しみの一つです。
日本が誇る あこがれの銀座の味、老舗の味のプレゼント
明治以降、文明開化と共に誕生した銀座には、「一流」と呼ばれるお店が集まっている。
これは、短い時間のなかで育つものではなく、真似事や模倣から生まれるものでもない。銀座の街に根を張り、「人々に長く愛されてきた」証し。まさにブランドである。
銀座三河屋 江戸のスローフード「調味料」
江戸の食材と文化を今日に伝える
創業元禄年間創業。日本の伝統食の原点としての江戸食、ヘルシーなスローフードとしての江戸の食に注目されている。
「銀座・三河屋」は、主食の白飯を旨く食するための逸品を吟味して揃え、江戸四季食風情の食生活文化を今日に伝える江戸食のセレクトショップ。
銀座三河屋
●住所: 東京都中央区銀座8丁目8番18号 |
●電話: 03-3571-0136 |
●営業時間: 平日11:00 ~ 20:00 日・祝日休み |
煎酒(いりざけ)
江戸時代の伝統調味料
- 日本酒にかつお節とうめぼしを入れてコトコト無に詰めて作る懐かしくて新しい味。
- 煎酒の作り方については1643年発行:日本最古の料理書といわれている『料理物語』に記載されている。
- 紀州南高梅の質の良い梅酢を使用。
- 塩分は一般的な醤油よりも少ない、まろやかな調味料。
- かつお節の旨みと梅酢の酸味と塩気が、いろいろな料理に合います。
とろろ昆布
- 江戸時代、北前船により流通していた最上級の北海道産真昆布を厳選使用
- 徳川将軍家献上品の昆布として重用されていた北海道尾札部産の真昆布と、道南産がごめ昆布を厳選使用
- とろりとした食感の中に、昆布本来の自然な「甘み」と「旨み」がぎゅっと凝縮した絶品のとろろ昆布
- ふんわりとろとろの食感とともに昆布本来の甘み、旨みが口いっぱいに広がります。
- 添加物を一切使用していない昆布だけの美味しさ
塩瀬総本家 「饅頭、羊羹」
創業1349年 。塩瀬は将軍家からも、宮中からも愛され、繁盛してきた老舗。明治時代には、宮内省御用を勤めている。
塩瀬のお饅頭の餡は、小豆王国といわれた北海道の十勝平野の音更町の小豆を使用。
銀座本店
●住所: 東京都中央区明石町7-14 |
●電話: 03-6264-2550 |
●営業時間: 9:00~19:00 定休日 : 日曜・祝日定休 |
志ほせ饅頭
「塩瀬」自慢の一口薯蕷饅頭
- フワッとやわらかく、シッコリとした歯ごたえ。
- 素材を吟味し、甘さを抑えました。
- 職人の長年の勘と腕が造り出す、味わい深い老舗の銘菓。
羊羹
- 「夜の梅」は小倉羊羹(大納言入り)
- 「君が代」は大島羊羹(黒糖入り)
- 「若緑」は抹茶羊羹
- 「松の栄」は本練羊羹
- 四つの味がお楽しみいただけます。
銀座千疋屋
創業1894年
千疋屋総本店から暖簾分けを許され、京橋千疋屋に次いで、果物専門店「銀座千疋屋」を創業。
専門の目利きが触感と味覚を元に一点一点商品を厳選し、「数を求めず、質を尊ぶ」という創業当時からの思いは
今も脈々と受け継がれています。
●住所: 東京都中央区銀座5-5-1 |
●電話: 03-3572-0101(※ガイダンスが流れましたら、1番をお選びください。) |
●[月〜日]11:00〜18:00〈定休日〉年末年始 |
旬のフルーツ
スイーツ
銀座ストレートジュース
プレミアムアイス
ゼリー
資生堂パーラー
創業1902年
銀座の資生堂薬局内に誕生したソーダファウンテンから始まり、120周年を迎えました。
●住所: 東京都中央区銀座8-8-3 |
●電話: 03-3572-2147 |
●営業時間: 11:00~20:30 定休日 年末年始 |
手焼き花椿ビスケット
まるで洋菓子の原形のような、シンプルなレシピのビスケットこそ、昭和初期から誇りを持ってつくり続けてきた、資生堂パーラーを代表するお菓子。
母親がつくるおやつのような、素朴で優しいおいしさが、幅広い年代のお客さまに愛されています。
スペシャルチーズケーキ
北海道産の小麦粉を使ったビスキュイ生地で、デンマーク産のクリームチーズを包み込んで焼き上げました。
口の中でなめらかにほどける、チーズよりチーズらしい、このうえなく濃厚で贅沢なチーズケーキです。
1個ずつ大切に包装しました。
ラ・ガナシュ
資⽣堂パーラー定番商品として⻑くお客さまに愛されているひとくちサイズのリッチなチョコレート、「ラ・ガナシュ」。
「ラ・ガナシュ」のリッチさはそのままにさくさく食感のサンドクッキーとなりました。
ココアクランチを加えたなめらかなチョコレートを丁寧に焼き上げたビスキュイでサンドし、ひとつひとつ個包装しました。
サンドされたチョコレートの濃厚ながらも軽い口どけと、ビスキュイとの異なる食感の絶妙バランスをお楽しみください。
銀座文明堂
文明堂のお菓子とは、「人をつなぐお菓子」。人が人を想い贈る、大切な人と一緒に味わう。その想いに応えるために、文明堂は“丁寧”にこだわります。例えば、創業以来の看板であるカステラ。
一つ一つ職人の手で焼き上げ、おいしさと品質を守っています。添加物を使わず作り上げる工程は、手間ひまがかかる手仕事。けれど、人に贈れる安心を守るために欠かせません。
この“丁寧”の想いは、お店づくりや接客などすべての仕事に根付いています。
銀座五丁目店 (本店は日本橋: 東京都中央区日本橋室町1-13-7)
●住所: 東京都中央区銀座5-7-10 中村積善会ビル EXITMELSA 1F |
●電話: 03-3574-0002 |
●営業時間: 11:00〜20:00 |
天下文明極上カステラ
原材料はたったの4つだけ。文明堂の定番商品
- 原材料は「卵、小麦粉、砂糖、水あめ」の4つ。安心安全な素材。
- カステラ本来のシンプルで伝統的な美味しさを味わえる
天下文明極上バターバームクーヘン
高級でクリーミーなカルピスバターと栃木県産「蛍の里 地たまご」を贅沢に使った生地を、 1層1層丁寧に焼き上げたバームクーヘンです。
年輪模様のお菓子は、婚礼関係のギフトにもおすすめ♪
カステラ巻き
カステラのまわりに、ソフトなどら焼き生地を巻いた洋菓子。
ハニーと抹茶、2種類の味。
三笠山 どら焼き
北海道大納言小豆の風味を活かしながら炊き上げた粒あんを、ふんわりと焼き上げた皮で包みこんだどら焼き。
詰め合わせ
清月堂本店 「伝統の和菓子」
創業1907年。
銀座の現在の地で創業し、当初は銀座の料亭などに卸していた。
1943年には宮内庁の御用を拝命。
創業者より「菓子は見るものではなく、食べておいしいもの」という考え方や、「味覚は時代とともに変わるもの」といった考え方で、時代に合った菓子を作るようにと、代々一つの菓子を守るのではなく、自分の代に自分の菓子を作るよう言い伝えられ、お菓子作りを続けている名店。
●住所: 東京都中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル1F |
●電話: 03-3541-5588 |
●営業時間: 平日9:30 ~ 19:00、土曜9:30 ~ 18:00、日・祝日休み |
おとし文
代表銘菓のたまご菓子
- 岩手県の契約農家から届く卵、香り高い北海道産小豆を使用。
- 黄身餡をこし餡で包み蒸し上げた、黄身しぐれ菓子。
- 品のある甘さと、ほろほろとしたはかない口溶け。
あずま銀座
小豆餡に大納言小豆をちりばめた和菓子
- 小豆を水にさらし、皮をきれいに取り除いてから炊いた小豆餡を使用。
- 美しい色合いと、さらりとした上品な甘さ持つ餡
- お口のなかに幾重にも広がる小豆の風味が特徴
あいさつ最中
- 餡が自慢の清月堂本店が、とことんこだわり、創業111年の記念に完成させた逸品
- 握手をしている形の最中
- 北海道とよみ大納言小豆。粒が大きく、豊かな風味が特徴
ごまもち
しっかり濃厚なごま餡を包んだごまもち
- しっかりした味わいのごま餡の外側には、ふんわり軽い黒ごま入りの求肥生地
- 濃厚な味わいの中にも切れ味
- 異なるふたつ味と食感が不思議に調和
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