チリのフルボディワイン!絶対に飲んでもらいたいコスパ銘柄! 

チリワインは、我々日本にとって一番馴染みのあるワインですね♪スーパーやコンビニでも販売されています。確か、ワイン輸入量は、5-6年連続で第1位のはずです。

低価格でコスパの良いワインとの評判ですが、近年ではワインの評価誌で高得点、高評価を獲得するプレミアムワインにも注目が集まっており、市場価格が1万円以上のワインも普通にあります。代表格としては、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に造られている「アルマヴィーヴァ」、「セーニャ」や「モンテス・アルファ・エム」などが挙げられます。これらのワインはいまや、フランスやカリフォルニアの一流ワインなどとも競い合う、世界最高品質のワインとして揺るぎない地位を確立しています。

この記事では、非常にコストパフォーマンスが高いチリのフルボディワインについてご紹介いたします。

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目次

チリのフルボディワインの特徴、魅力

  • ワイン造りに適した環境
    昼夜の温度差が激しく、日照時間が長いなどブドウにとって好ましい条件が揃っている。
  • 人件費などのワイン造りにかかるコストが低くて高品質なワインが造れる。
  • 関税の撤廃により、日本では価格が安い。

チリワインのぶどう品種は?

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複数品種のぶどうをブレンドせず、カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、メルローなどの単一品種のぶどうで作ったワインが多い。完熟した黒ぶどうを用いるため果実味が豊かで濃い味わいが特徴です。

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チリワインの歴史

チリワインの歴史は16世紀にスペイン人によってミサ用のワインを造るためブドウを持ち込んだことから始まりました。乾燥したチリの土壌は菌や害虫の被害も少なく、オーガニックワインがたくさん造られる環境が揃っています。

19世紀にヨーロッパ全土を襲ったフィロキセラという害虫被害も、チリの気候や地形、土壌などが守ってくれてました。ヨーロッパの多くの醸造家がその技術とともにチリへ渡り、ワイン産業が本格的に広がりをみせたのです。

近年は海外からの資本投入にて輸出も進んでおり、日本以外の国でもチリワインは愛されています。

当時、フランスから持ち込まれたパイスという品種の苗木は今もなお子孫が残されており、接ぎ木せず育てられています。
ヨーロッパでは、すでに絶滅して幻の品種といわれていたカルメネール種のブドウの木が残っています。

チリワインの産地と気候

チリは南北に細長い国で、自然条件は、地域により大きな差があります。ブドウ栽培が行われている中央部は、砂と小石の土壌体質で昼夜の寒暖差が大きく、ブドウ造りに大変恵まれた気候条件です。

また東にそびえるアンデス山脈、西の海岸線に沿って流れる冷たいフンボルト海流、北部のアタカマ砂漠と南の氷河が天然の障壁となり、ブドウを害虫から守ってくれています。


降水量が年間平均300mmと少なく、主に冬から春にかけて雨が降り、夏季から収穫期は灌漑が必要となります。雨による被害や病気もほとんどないため、他の国でみられるような豊凶差はあまりありません。

ジャック

日照量が多く紫外線が強く、ぶどうは紫外線が強いと抵抗して皮を分厚くしようとする。結果、厚い果皮には、ポリフェノールが豊富に含まれる。また日照時間の長いことにより、ブドウの熟度が上がり、ワイン向けの高品質のブドウができるのです。

チリ最大のワイナリー「コンチャイトロ」
2013年おっさん訪問

絶対に飲んでもらいたいコスパ銘柄【2,000円~5,000円】

ナンバー ワン ヴィーニャ・ファレルニア【参考価格2600円】

樽熟させた造り手自慢の逸品、フランスワインのようなエレガンス。カベルネ ソーヴィニヨンとシラーはフレンチオークで、カルムネールはアメリカンオークでそれぞれ12ヶ月樽熟させます。 ブレンドし、3ヶ月タンクで置いてから瓶詰します。

コルディエラ・カリニャン・ヴィーニョ【参考価格2600円】

チリのクオリティワインのパイオニア。カリニャン種をフレンチオークの樽で贅沢に熟成した1本。フルボディで薫り高いワンランク上の味わい。

エラスリス アコンカグア・コースタ ピノノワール 【参考価格3,600円】 

ジュヴレ・シャンベルタンを想わせる、硬質で透明感のある酸とミネラル、ふっくらとしたチャーミングな果実味とのバランスが心地良い、新たなプレミアム ピノ・ノワールです。

絶対に飲んでもらいたいコスパ銘柄【5,000円~10,000円】

コンチャ・イ・トロ テルーニョ カルメネール【参考価格5,200円】

チリプレミアムワインの先駆け的存在「コンチャ・イ・トロ」
カルメネール品種特有の熟した赤い果実やスパイスの香り。広大な畑の中から、ペウモの畑の第27区画のみで栽培された ブドウを厳選して使用しています。
口中は、甘いタンニンが一杯に広がります。

コノスル オシオ ピノ・ノワール 【参考価格8,600円】

「コノスル」のフラッグシップワイン。ブルゴーニュのドメーヌ・ジャック・プリュールの協力を得てつくられた、チリ最高のプレミアムピノノワールです。口に含むとキメの細かいタンニン、滑らかなボディが感じられ、豊かな香りを放ちながら喉を滑り降りていき、とても長い余韻を残していく。エレガントで、ストラクチャーのしっかりとしたワイン。

ヴィーニャ ラ ローサ ラ ローサ カルメネール【参考価格7,500円】

1824年にオッサ家によりチリのペウモ谷に設立されたワイナリー。884haの畑と11万リットル以上のワインを貯蔵する能力のある近代的な設備投資を有し、価格に比べて高品質のワインを生産していることで有名です。現在では世界30ヶ国以上に輸出しており、2010年にオーガニック生産者として認証されました。

絶対に飲んでもらいたいコスパ銘柄【10,000円~30,000円】

ジャック

チリワインをいつまでも安旨ワインのだと思っているのは時代遅れです。めざましい進化を遂げたチリの高級ワインを味わってみれば、その実力とすばらしいパフォーマンスに気づくはずです。

モンテス・アルファ・エム【参考価格12,000円】

オーパス・ワンを超える高評価。豪華なアロマと果実の凝縮感を備えた1本。
凝縮感がありつつも雑味のない美しい味わいが非常に魅力的です。長い余韻を持ち、チリワインとは思えない程に緻密な造りを堪能頂けます。チリワインのクオリティを極限まで追求したスーパープレミアムワイン!

ヴィニエド・チャドウィック【参考価格30,000円】

「5大シャトーをも凌駕する」といわれる上質でリッチな樽感、タンニンを感じる1本。 
世界屈指のテロワールであるアコンカグア・ヴァレーに自社畑を持ち、その冷涼な産地から、凝縮感を持ちながらもエレガントな味わいが特長の、料理にも合わせやすいワインです。

セーニャモンテス・アルファ・エム【参考価格20,000円】 

140年以上の歴史を誇るチリの名門エラリス社のエドゥアルド・チャドウィック氏とカリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダヴィの最強タッグの情熱が融合して誕生した1995年初リリースのチリの高級スーパープレミアムワイン「セーニャ」

エラスリス ドン マキシミアーノ【参考価格10,000円】

「チリワイン」を越えた世界のファインワイン。世界屈指のテロワールを持った、チリで最も高品質なワインの多くが生まれる場所アコンカグア・ヴァレー。
手作業で収穫。選りすぐりのぶどうを使用。

 ラポストール クロ・アパルタ【参考価格16,000円】 

ラポストールとボルドーの著名コンサルタント、ミッシェル ローランの
共同プロジェクトとして立ち上げられたクロアパルタワイナリー。
手摘み収穫後、全て手で除梗。100%自然酵母。
ラズベリーのような赤系果実やブラックチェリーなどの黒系果実のアロマ。なめらかなタンニンと果実味が調和しています。

【まとめ】チリワインが安くて美味しい理由  

  • チリは、ワイン造りに適した気候、土地である
    日照時間が長くてあまり雨が降らない気候で山と海に挟まれている。
  • 地価や人件費が安く大量生産できる。
  • 日本の輸入に関しては、関税が無料である
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