本当に高品質なバローロ!失敗しないワイン選び!

バローロ(BAROLO)は、イタリアのピエモンテ州のバローロ村で生産されている最高級のDOCGワインです。

このバローロは、ワイン業界で「ワインの王様」と呼ばれており、イタリアを代表する高級ワインとして知られています。

「バローロ」と一口に言っても、日本で販売されているこの名のワインは星の数ほどあり、価格もピンキリです。いったいどのバローロが美味しいの?といった悩みがあると思います。

この記事では、ワインを愛するおっさんがの視点で、「本当においしいバローロ」をご紹介します。

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目次

バローロ(BAROLO)とは?

バローロは、イタリア北西部にあるピエモンテ州のバローロ村周辺の地域で造られる長期熟成型の赤ワインです。ピエモンテ州はイタリアの二大銘醸地として、トスカーナ州と共に注目されている生産地となっています。

このピエモンテ州で造られるバローロは、ワイン業界では「ワインの王様」または、「王様のワイン」と呼ばれています。

ジャック

イタリアでは、ワインの格付を4段階に分けていますが、そのうちの最高位である「D.O.C.G.」に認定されている銘柄です。

D.O.C.G.とは、Denominazione di Origine Controllata e Garantitaの略で、イタリアワインの格付けにおいて最上位の等級のことです。
格付けは4段階のピラミッド型のようになっており、最上位に認定されているワインは少なく、下の等級になるにつれて認定されているワインが多くなっています。
その格付けの中で最上位に位置する高品質なワインがD.O.C.G.ワインです。

ぶどうの品種は? 

イタリアで最も高貴なブドウ品種と言われている「ネッビオーロ種(NEBBIOLO)」という土着品種のみを使い造られています。したがって世界的に広く栽培されているカベルネ・ソーヴィニョン、メルローなどといった国際品種の枠ではなく、イタリアワインの特徴である土着品種の個性があふれ出る逸品となっているのです。

収穫時期が遅い晩熟のブドウ品種のため、糖分が上がり、その分ワインはアルコール度数が高くなります。また、酸味や渋みも大変に強い品種で、びっくりするほどのボリューム感があるのが特徴です。

ジャック

渋み、酸味、アルコールが強いということは、熟成に耐えうる品質だということです。

バローロとバルバレスコ 

バローロとバルバレスコはブドウ品種はともにネッビオーロで、特徴もよく似ています。バローロは、ワイン業界では「ワインの王様」と呼ばれているのに対して、バルバレスコは、「女王のワイン」と呼ばれています。

イタリアの品種はサンジョヴェーゼやバルベーラなど、ほかの国でも栽培が成功しているのに対比して、ネッビオーロはほぼピエモンテ州に限定されています。

ジャック

バローロは、38ヶ月以上の熟成期間が義務付けられ、伝統的なスタイルの強靭なタンニンと男性的な力強い印象。
対するバルバレスコは、最低熟成期間は26ヶ月。しっかりとしたタンニンはありながらも、伝統的なスタイルのバローロに比べると滑らか。ネッビオーロの繊細さや女性的なエレガントさがあります。

バローロに合う料理 

バローロに合う料理の代表としては、野鳥や鹿肉、子羊肉といったジビエを使ったイタリア料理やフランス料理が合うと言われています。

バローロの産地の近くピエモント州で採取される「トリュフ」を用いたジビエ料理との相性がよく、ワイン本来の味わいと香りが引き立ちます。例えば「鹿肉のパイ包みのトリュフ載せ」などが代表的な料理と言われています。

また、トリュフは、地元のピエモンテで作られている手打ちパスタと合わせると絶品なのですが、このパスタとバローロを合わせると、トリュフの芳醇な香りとバローロのフルーティーかつエレガントな香りが良いマリアージュを生み出します。

お取り寄せおすすめ!「トリュフ」

トリュフは、高級なことでも知られている「世界三大珍味」のひとつで、フランス料理の香り付けなどに用いられています。高級レストランなどで出てくるようなイメージが強いですね。このトリュフはキノコの一種です。

ジャック

ステーキ、パスタ、リゾットなどの料理にビッタリです。
トリュフオイルやトリュフ塩などは、バゲットなどパンにつけるだけでもメチャメチャ美味しい!ワインがすすみます♪

フレッシュトリュフ参考価格【3000円】

トリュフオイル【参考価格4700円】

トリュフ塩【参考価格1900円】

本当においしいバローロ5選

フォンタナフレッダ社 DOCGバローロ【参考価格4900円】

フォンタナフレッダ社は現在、バローロエリア最大の生産者。
初代国王がフォンタナフレッダの土地を買いそこで王家用にワイン造りを始めたという。フォンタナフレッダ社のバローロは、『王のワイン』を知るのに最適で、イタリアで最も広く愛飲されるバローロのうちの1本。長い間売れ続けているのには訳があります。

バローロ・ブッシア【参考価格12000円】

名門アンティノリがピエモンテで手掛ける単一畑「ブッシア」の上級バローロ。
ブッシアは、1961年にプルノットによりリリースされた、初となるクリュ・バローロのひとつ。タンニンと酸味のバランスが素晴らしい一本。2016年はジェームズサックリングで94点を獲得しています!

バローロ ル・コステ・ディ・モンフォルテ参考価格【6400円】

テロワールと品種の個性を忠実に表現するピエモンテの家族経営ワイナリー。力強さとエレガンスを兼備したハイコスパ・バローロ。

バローロ サント・ステファノ・ディ・ペルノ ジュゼッペ・マスカレッロ【参考価格18000円】 

古典的バローロの代表格として知られ、1881年にブドウ栽培を始めて以降3代に渡りワインを造る生産者です。
ジュゼッペ・マスカレッロの特徴は淡い色調。あまり果実を動かさずに発酵することで実現しています。果実を動かさない事で、タンニンの抽出量は少なく、良質なタンニンだけが残ります。これにより、色調が淡いだけでなく、優美でエレガントなバローロが出来上がるのです。

バローロ・カシーナ・グラモレーレ【参考価格4400円】 

昔は海だった海洋性ミネラル豊富な畑のワイン。
畑は全て斜面にあり、標高は450m。樹齢は、6年と31年の区画があります。
3000リットルの大きな木樽熟成を経てフロ-ラルでエレガントな仕上がりです。

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